2024年3月21日、ホーチミン市外国語情報大学(HUFLIT)(Ho Chi Minh City University of Foreign Languages and Information Technology)にて、日本企業文化の特別講義に登壇しました。
HUFLITは1992年に設立された私立大学で、外国語の習得のみならず国際的な連携に力を入れている大学です。
この日は、HUFLITで経済を専攻する学生さんを対象に、代表の大喜多とパートナーの鈴木が、日本の企業文化と国際ビジネスに関する講義を英語で実施しました。学生が日本とのビジネスに興味をもち、両国における今後のビジネスの可能性に希望をもてるような講義を直接提供することができ、同大学担当者をはじめ、参加した学生さんたちから感謝の言葉を多く頂きました。
代表の大喜多は、日本型の経営について、他との比較や事例を交えながら、ポイントを分かりやすく伝えました。「文化とは?」という根本の議論も展開され、学生さんとの対話の中から実践的なケーススタディも生まれ、多くの学びへとつながりました。「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」という経営のあり方についても、学生さんたちの中で理解が深まったものと思います。
パートナーの鈴木は、国際マーケティングをテーマに、「橋渡し」の役割とその重要性について、実経験を交えながら伝えました。国が違うとどんな課題に直面するのか、マーケティングとはそもそも何をするものなのか?そして、国際マーケティングを成功させるために「橋渡し」という役割がいかに重要なのかについて学生さん一人一人に問いかけながら理解を促すことができたと思います。自国とは異なる国や文化に興味をもって参加してくれた学生さんたちは、将来の大事な「橋渡し」。一人でも多くの学生さんが、「橋渡し」としての役割に興味をもってくれたらうれしいです。
わたしたちの夢は、世界中の人が、国境や文化、言語などの違いを乗り越えて、仕事や交流を通じてお互いを理解し、信頼関係を築き、幸せになること。今回の取組みは、その夢の実現に向けた一歩となりました。今後もベトナムをはじめ、世界中の国々で日本企業文化の特別講義を実施していきたいと思います。