お知らせ

ベトナム国ドンナイ省のラクホン大学(LHU)の電子・電気・機械工学部で日本企業文化講座を開きました

3月20日の東洋学部での日本学科での特別講義に続いて、代表の大喜多がLHUの理系の3年生約140人に日本企業文化の講義を行いました。
全員理系の学生ですが、大学近辺に多数ある工業団地には日系の製造業の製造拠点も多く、学生たちの日本企業に対する関心は高く、日本の企業文化や日本人の仕事に対する考え方についての講義を一生懸命理解しようという姿勢が感じられ、楽しく120分の講義を進めることができました。
講義では、
– 日本の歴史概観
– 伝統的な日本的経営
– 日本企業の実践的理解
などを重点的に話しました。
最初の2項目は理系の学生が興味を持つかどうか、やや不安もありましたが、多数の学生にとって初めて聞く話も多かったこともあり、みなさん熱心に聞いて、いくつか積極的な質問もでました。

そして、最後に「三方よし」の考え方について話しました。自分だけ得すれば良いという考え方ではなく、それぞれの仕事に関係する人全員、社会全体、世界中の人たちが幸せと感じられるために働いていくことが、よりよいベトナム、よりよい世界をつくることにつながるという点についても、賛同してくれるベトナムの若者が少し増えたのではないかと感じられた講義になりました。
次回は、「日本企業文化」に加えて、理系学生に身近な「5S」や「KAIZEN」のコマも作りたいと考えています。
わたしたちの夢は、世界中の人が、国境や文化、言語などの違いを乗り越えて、仕事や交流を通じてお互いを理解し、信頼関係を築き、幸せになることです。今回パートナーの藤原・鈴木とともに、同じ志を持つ多くの仲間たち、ベトナムの関係者の皆さんのサポートを受けての取組みは、その夢の実現に向けた一歩となりました。今後もベトナムをはじめ、世界中の国々で日本企業文化の特別講義を続けていきたいと思います。

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