2024年3月19日にホーチミン市経済金融大学(UEF)(Ho Chi Minh City University of Economics and Finance)にて、日本企業文化の特別講義に登壇しました。
UEFはベトナム南部企業による私立大学グループの一つで、グローバル人材の育成に力を入れている大学です。日本語学科が設置されており、当学科には約500名の学生が在籍しています。日本語はもちろん、その他にも日本の文化・地理・歴史・社会など幅広く学ばれています。
今回、UEFで日本語を専攻する学生さんを対象に、代表の大喜多とパートナーの藤原が、日本の企業文化に関して講義をしました。学生さんが卒業後に日本企業で働く際に応用できるよう、実践的な知識を伝えることができ、同大学副学長をはじめ、関係者の皆さまと学生さんたちから感謝の言葉を多く頂きました。
代表の大喜多からは、日本型の経営について、他との比較や事例を交えながら、ポイントを分かりやすく伝えました。「文化とは?」という根本の議論も展開され、学生さんとの対話の中から実践的なケーススタディも生まれ、多くの学びへとつながりました。「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」という経営のあり方についても、学生さんの中で理解が深まったものと思います。
パートナーの藤原からは、輸出ビジネスのポイントについて、実経験を交えながら伝えました。日本企業が輸出ビジネスにおいて直面している問題点を整理し、そこから輸出ビジネスにおいて特に重要なポイントを導き出すという内容で講義を展開しました。学生さんたちに問いかけながら自分の頭で考えてもらうスタイルの講義で、実践的な理解を促すことができました。楽しみながら輸出ビジネスのイメージ、そこで活躍するご自身のイメージを膨らませてもらい、学生さんたちに将来の夢を広げる時間にしてもらえたものと思います。
わたしたちの夢は、世界中の人が、国境や文化、言語などの違いを乗り越えて、仕事や交流を通じてお互いを理解し、信頼関係を築き、幸せになること。今回の取組みは、その夢の実現に向けた一歩となりました。今後もベトナムをはじめ、世界中の国々で日本企業文化の特別講義を実施していきたいと思います。